握力低下は高齢者に多い悩み
年齢を重ねると、
- ペットボトルが開けにくい
- 物を落としやすい
- ドアノブが回しにくい
などを感じることがあります。
これは握力が低下しているサインかもしれません。
握力は単なる手の力ではなく、全身の筋力や健康状態とも深く関係しています。
高齢者の握力が低下する主な原因
加齢による筋力低下
筋肉量は加齢とともに減少します。
手や腕の筋肉も例外ではありません。
その結果、握力も徐々に低下していきます。
運動不足
身体を動かす機会が減ると筋肉は衰えます。
足腰だけでなく腕や手の筋力も低下します。
筋力低下については「高齢者の足腰を鍛える簡単な運動5選」の記事でも解説しています。
サルコペニア
サルコペニアとは加齢による筋肉量の減少を指します。
握力はサルコペニアの評価指標としても使われています。
詳しくは「サルコペニアとは?」の記事をご覧ください。
フレイル
フレイルになると筋力や体力が低下し、握力にも影響します。
フレイルについては別記事で詳しく解説しています。
握力低下を放置するリスク
転倒リスクが高まる
握力が弱い人は全身の筋力も低下している傾向があります。
そのため転倒リスクが高くなるとされています。
日常生活に支障が出る
- 買い物袋を持てない
- 瓶のフタが開かない
- 手すりをしっかり握れない
などの問題が起こります。
要介護リスクが高まる
筋力低下が進むことで、将来的に介護が必要になるリスクが高まります。
自宅でできる握力トレーニング
グーパー運動
やり方
- 手を強く握る
- 大きく開く
これを繰り返します。
回数
20回×3セット
タオル握り
やり方
- タオルを丸める
- 強く握る
- ゆっくり離す
回数
10回×3セット
ハンドグリップ
やり方
市販の握力トレーニング器具を使用します。
回数
10回×3セット
無理のない強度から始めましょう。
握力を維持するための生活習慣
毎日身体を動かす
散歩や体操などを継続しましょう。
バランスの良い食事を摂る
筋肉維持にはタンパク質が重要です。
肉、魚、卵、大豆製品などを意識して摂取しましょう。
趣味を続ける
園芸や料理など、手を使う活動も握力維持につながります。
まとめ
高齢者の握力低下は加齢だけでなく、
- 運動不足
- サルコペニア
- フレイル
などが関係しています。
握力は全身の健康状態を反映する重要な指標です。
日頃から適度な運動やバランスの良い食事を心掛け、筋力維持に努めましょう。

コメント